大人用おむつ売り場の品数は圧倒的で、初めての人はまず種類の多さで迷います。でも選び方の軸は、実はたった2つです。

結論:「自分で立てる・歩ける」ならパンツ型、「寝て過ごす時間が長い」ならテープ式。サイズはウエストではなく“ヒップ”で測る。日中はパッド併用で回し、本体の交換は1日1〜2枚に抑えるのがコスト・介助負担の両面で正解。

パンツ型かテープ式か:立てるかどうかで決まる

パンツ型 テープ式
向く人 立てる・歩ける・座れる 寝たきり・立位が不安定
はかせ方 下着と同じ(本人もはける) 寝たまま交換できる
交換の負担 立位が必要 介助者1人で可能
価格帯 1枚あたりやや高め 1枚あたり安め

迷ったら**今の生活で「トイレまで歩けるか」**を基準に。歩けるうちはパンツ型で本人の自立を保ち、状態が変わったらテープ式に移行するのが一般的な流れです。

サイズの測り方:ウエストではなくヒップ

大人用おむつのサイズ選びで最も多い失敗が「服のサイズ感」で買うことです。メーカーのサイズ表はヒップ(腰まわりの一番太い部分)基準。メジャーで測って、パッケージのサイズ表と照合してください。大きすぎると隙間から漏れ、小さすぎると肌トラブルの元になります。

定番はこの2つから

  • ライフリー うす型軽快パンツ Mサイズ 32枚×2個パンツ型の定番。うす型で本人の抵抗感が少なく「下着感覚」の入口に向きますAmazonで見る
  • アテント 消臭効果付きテープ式 Lサイズ 24枚テープ式の定番。背モレ・横モレ対策の立体ギャザーと消臭機能つきAmazonで見る

同じ型番でもサイズ展開が複数あります。リンク先でサイズ表を必ず確認してください。

1日何枚?枚数とコストの計算

基本の考え方は「本体は1日1〜2枚、交換の主役はパッド」です。

使い方 本体の消費 月のコスト感
本体だけで毎回交換 1日4〜6枚 15,000〜25,000円
パッド併用(推奨) 本体1〜2枚+パッド4回 8,000〜13,000円

本体を毎回替えると月2万円コースですが、尿とりパッドの併用に切り替えるだけで半額近くまで下がります。汚れたらパッドだけ交換、本体は朝・寝る前などの定時交換にする方式です。

交換をラクにする脇役

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よくある質問

Q. 夜だけ漏れるときは? A. 本体のサイズアップより先に、夜用の高吸収パッドを試すのが定石です。「夜用」「長時間」表記のパッドは吸収回数が多く、本体はそのままで夜の漏れだけ解決できることが多いです。

Q. 本人がおむつを嫌がる A. 「おむつ」と呼ばずうす型パンツを「紙の下着」として渡す、最初は外出時だけ使う、など段階を踏む家庭が多いです。無理強いせず、排泄の失敗が続くようなら地域包括支援センターやケアマネジャーに相談を。


※当サイトが扱うのは用品の選び方です。体の状態・ケア方法に関わる判断は、主治医・看護師・ケアマネジャーに必ずご相談ください。

おむつ選びの正解は「立てるか」「ヒップ何cmか」の2つで9割決まります。最初の1パックはこの2点だけ確認して、箱買いは銘柄が固定してから——です。